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2025年度 一般研究助成募集要項

※今年度の募集は終了しました

2026年度は4月から5月末日の募集を予定しております

1. 趣旨

感染症学および微生物学の発展を支援するため、感染症学および微生物学研究に従事する研究者に対して研究助成金の交付を行います。

2. 対象分野

感染症学および微生物学に関する基礎医学、臨床医学、社会医学的研究を対象とします。

3. 助成内容

  • (1)助成金額:1件あたり最大200万円
  • (2)助成件数:10件程度
  • 4. 応募資格

    次の要件のいずれも満たす必要があります。

  • (1)日本国内の大学(大学院生含む)、医療機関、国公立研究機関、または財団法人などの非営利研究機関に所属する者。ただし、研究費は所属機関が管理できること(個人の金融機関口座への振込は出来ません)。
  • (2)これまでに同一テーマで他の財団や機関から助成を受けていないこと。
  • (3)所属する部課もしくは研究室の責任者による推薦を受けること(ご自身が責任者の場合は推薦状の記入は不要です)。
  • (4)所属上長(※1)から研究実施の承諾を得ていること。
  • (5)当財団から2024年中に研究助成金を受領していないこと。(※2)
  • 5. 応募受付期間

    2025年8月1日(金)~9月30日(火)17時(締切)

    6. 応募方法

    こちらの電子申請システム(Graain)から申請してください。
    応募書類(①2025年度一般研究助成申請書 ②推薦状および研究実施承諾書)は「Graain」内の配布書類からダウンロードしてご使用ください。郵送での受付は行なっておりません。

  • (1)「Graain」へログインする (新規の場合はアカウントを作成)。
  • (2)ログイン後、画面表示に従い必要情報を入力の上、応募書類をPDFファイルにて提出してください。
  • (注)アカウント作成時には、所属機関(大学・団体名など)の名称を、研究助成申請書に記載する所属機関名(所属講座・研究室名を含む)と同一の名称で登録してください。

  • 7. 報告等の義務

  • (1)研究実績報告書(成果報告書および収支報告書)を 2028年3月末日までに提出していただきます。
  • (2)助成対象研究に採択された場合は、特別の事情が無い限り、当財団ホームページ上において、氏名、所属機関、役職、研究テーマ、(1)にて提出いただく研究成果報告書を公表いたします。
  • (3)助成金交付の通知を受けた後(助成対象期間含)に、異動・助成研究の変更や中止等が生じた場合には、速やかに事務局までご連絡ください。
  • (4)研究の成果の全部、もしくは一部を刊行または発表する場合には、その刊行物または発表資料を提出してください。
  • (5)(4)の刊行もしくは発表に際しては、当財団より助成を受けた旨を明示していただきます。和文の場合は「公益財団法人 杜の都医学振興財団」、英文の場合は、”Morinomiyako Medical Research Foundation”と表記して下さい。
  • 8. 利用規約及び個人情報の取り扱い

    本選考において財団が取得した個人情報は、財団の事業目的範囲外で利用することはありません。また、申請者の許可なく第三者に個人情報を提供はいたしません。詳細規程についてご質問がある場合は、事務局までお問合せください。

    9. 選考方法

    選考委員会において選考し、理事会で正式に決定します。
    (採否理由に関するご質問には回答いたしかねますのでご了承ください。)

    10. 採否の通知

    2025年12月上旬に応募者全員に選考結果を通知します。

    11. 助成についての詳細

  • (1)助成金額:1件あたり最大200万円
  • (2)助成件数:10件程度
  • (3)助成金の使途:申請者が研究を推進する費用であれば、直接経費、間接経費を問いません。ただし、申請者が所属する機関の間接経費、一般管理費(オーバーヘッド)、他の研究に流用可能な経費につきましては認めません。
  • (4)認めない使途(代表例)
    • 申請者および共同研究者への日当、謝金、報酬(旅費日当、出張日当、講演料、原稿料、翻訳料、通訳料など役務提供による謝金、報酬)
    • 応募者本人および共同研究者の授業料
    • 応募者本人および共同研究者の所属機関への通勤・通学交通費(その他使途につき不明な点がありましたら、事務局までお問い合わせください。)
  • (5)交付先:申請のあった口座への振込(申請者個人の口座への振込は不可とし、所属する機関が管理する口座に限ります。)
  • (6)交付時期:2026年1月末日迄
  • (7)助成対象期間:2026年2月1日~2028年1月末日(2年間)
  • 問い合わせ先

    公益財団法人杜の都医学振興財団 事務局

    財団ホームページのお問い合わせフォームよりお問合せください。

    注釈

  • ※1 所属上長とは、大学所属の場合には所属学部長、病院所属の場合には病院長、研究機関所属の場合には所長に相当する、ご自身の所属する機関長を指します。ご不明な点は、事務局までお問合せください。
  • ※2 研究テーマが異なる場合も、同一研究者の方からの2年連続での受給を認めない趣旨です。

  • 助成実績           

    2025年度

    氏 名 所 属 機 関 役 職 研 究 テ ー マ
    飯島 則文 医薬基盤・健康・栄養研究所
    創薬デザイン研究センター
    サブプロジェクトリーダー 慢性疾患発症に関与する潜伏感染ウイルスが発現する RNA transcript の役割
    上野 圭吾 国立健康危機管理研究機構
    国立感染症研究所 真菌部
    主任研究員 新規抗原Ag1562は, クリプトコックス症ワクチンの開発と潜伏感染の判定に利用可能か?
    加藤 哲久 東京大学
    医科学研究所 感染・免疫部門
    ウイルス病態制御分野
    准教授 ヘルペス脳炎を司る内因性免疫回避機構のさらなる解析
    加藤 秀雄 三重大学医学部附属病院薬剤部 准教授 酪酸産生菌投与による抗ウイルス薬の薬物動態への影響
    忽那 賢志 大阪大学
    大学院医学系研究科
    感染制御学講座
    教授 マダニ刺咬後発熱症例における網羅的メタゲノム解析による新規病原体の探索
    仲宗根 秀樹 自治医科大学 医学部
    分子病態治療研究センター
    領域融合治療研究部
    教授 サイトメガロウイルス既感染・再活性化の有無による移植後免疫再構築への影響と臨床像の変化
    中野 章代 奈良県立医科大学 医学部
    微生物感染症学講座
    講師 薬剤耐性菌の野鳥からヒトへの伝播リスク評価
    本田 知之 岡山大学
    学術研究院医歯薬学域
    病原ウイルス学分野
    教授 抗ウイルス活性を有する新規核酸分子の開発
    三木田 馨 防衛医科大学校
    国際感染症学講座
    教授 レプトスピラ症に対する簡易・迅速診断法の開発と応用
    山中 大輔 東京薬科大学 薬学部
    免疫学教室
    講師 機能改変酵素を用いた糸状菌細胞壁多糖の蛍光イメージング法構築